Windows7 ダウングレード権

「XP 搭載パソコンが買えなくなります」

「XPモードの考慮点」

の続きでです。

2. Widnows7 にダウングレード権を付けるので XP 導入もできるようにするということですが

Windows7 を買ってしまったお客様はどのようにしたらいいのでしょうか?

結論から言うと、余計な費用がかかります。

マイクロソフトはソフトウェア アシュアランス(SA) ライセンスを購入するとダウングレードの権利が含まれ、XPを導入できるようになるとのこと。

購入後、マクロソフトのサイトからプロダクトキーと XP インストールの ISO イメージがダウンロードできCD又はDVDに焼いて導入作業ができます。

問題は、SAは1ライセンスからは販売していなく最低3ライセンスからで1ライセンス当たり約15,000円なので最低でも 45,000円かかるとのこと。

実際の流れは下記のような作業が発生します。

1. Windows7 搭載のパソコンを購入後、更に SA ライセンス購入。
2. Windows XP ライセンスキーと ISO イメージをダウンロードし CD 又は DVD に焼く3. Windows XP をインストール
4. そのパソコン本体の機器構成にあった全てのドライバをネット上で探す
5. 全てのドライバをダウンロード
6. それらをインストール
7. XP のライセンス認証を通す
8. Windows Update でセキュリティパッチをインストールして XP を最新の状態にする。

最低限ここまで必要です。

コンピュータケアでこの作業をお手伝いすると1台当たり15,000円かかります。

その後、必要であれば下記が必要です。

9. 周辺機器のソフトやドライバをインストール。もし手元に残っていなければネット上で探して、ダウンロード、インストール。
10. ウィルス対策ソフトの導入 & パターンファイルを更新して最新にする
11. 業務上必要なソフトのインストール

例えば、WORD, EXCEL などの Office 製品 + アップデート など

更に余談ですがパソコンの買換えであれば

12. 前のパソコンからデータ移行
13. メールデータの移行、メールアカウント設定、アドレス帳移行

こういう作業が必要になります。
読んでいても分かりますよね。結構面倒だということ。時間がかかりそうだということ。

またコストは1台だけでも 45,000円の SA ライセンス
+導入コストです。

もし10台あるのでしたら30万円以上余計な出費が必要になります。

これを回避するためには9月末までにXP搭載パソコンのオーダーが必要となります。

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